2019/07/23 11:54

こんにちは!宮城県の有機米・大豆農家でありオリジナルの発酵調味料を作っている、『カネサオーガニック味噌工房』です。

私たちは最近「発芽酵素玄米」(以下、発芽玄米)に大注目していて、試行錯誤を経て先日ついに商品化することができました!

今日は発芽玄米のメリットと、私たちのオリジナル調味料「発芽玄米生塩糀(はつがげんまいなましおこうじ)」を活用したレシピを紹介したいと思います。


発芽玄米って?

玄米を発芽させると、発芽のためにお米内部に栄養を蓄えようとします。その際に出る酵素が、お米の糖分やたんぱく質を分解するため、旨味がアップするだけでなく栄養価も高くなると言われています。発芽玄米には、ストレス軽減作用で知られるGABA(白米の10倍!)、抗酸化作用のあるビタミンE、食物繊維、ミネラル等が豊富に含まれています。また、発芽のために水分を含ませることで柔らかくなり、消化・吸収の負担を減らしてくれます。


発芽玄米生塩糀

カネサが手間隙かけて育てた、化学肥料・農薬を一切使っていない有機玄米。この玄米を使って、発芽玄米麹に醸し、発酵させて塩糀に仕上げました。玄米らしい穀物の香りが感じられ、米くささやクセはありません。旨味たっぷりの万能調味料です。

せっかく栄養豊富な発芽玄米を使っていますので、単にお肉や魚に漬けて塩糀を洗い流してしまうような使い方はもったいない!塩糀そのものをまるごと食べられる調理法で取り入れてみてください。

また、カネサの塩糀は非加熱なので、活きた酵素をそのまま取り入れることができます。

それでは、その特長を活かしたオススメの食べ方を伝授します!


発芽玄米生塩糀で簡単レシピ!

具だくさん塩糀チキンスープ

①一口サイズに切った鶏肉を茹で、煮汁をスープとして使う。

②スープにお好きな野菜を入れ、火が通るまで煮る。味をみて発芽玄米塩糀を加える。今回は、エノキ・ミニトマト・豆腐・パクチーを入れました。

スープに豆乳を加えると濃厚かつまろやかになっておすすめです!トマトの酸味とよく合います。鶏肉がなければ、鶏ガラスープと野菜の具材だけでも◎コンソメでも美味しいですよ。


塩糀サーモンタルタル

①お刺身用サーモン、きゅうり、クリームチーズをサイコロ状に切る。

②発芽玄米塩糀を加え、サーモン・きゅうりを混ぜる。その後クリームチーズを加え、ディル・ブラックペッパーと一緒にざっくり混ぜる。

玄米の香ばしさがお魚と相性◎ クリームチーズは、最初にいれるとグチャっとなってしまうので、最後に加えましょう。


塩糀コールスロー

①キャベツを千切りにする。

③発芽玄米塩糀:レモン汁:オリーブオイル:甘酒(濃縮タイプ)=1:1:1:0.5の割合で合わせ、キャベツ全体に行き渡るように混ぜ合わせる。お好みでブラックペッパーを振って出来上がり。

さっぱりした味なので、野菜をもりもり食べられます。

キャベツだけでなく、生のカリフラワーやセロリを加えでも美味しいですよ。

オリーブオイルをごま油に、レモン汁を黒酢に置き換えると中華風のサラダにもなります。



参考になりましたか?お肉やお魚に漬けるイメージが強い塩糀ですが、“液状の塩”ぐらいの感覚で色々なお料理に使えるんです!しかも旨味がたっぷりなので、他に調味料をあれこれ足す必要がないほどに味がしっかり決まります。まさに万能調味料。

ぜひ皆様もぜひ試してみてくださいね!