2017/06/29 16:15
こんにちは!
カネサの有機生味噌を使ったお味噌汁のレシピを紹介します。
すっかり夏らしい季節になり、ほかほかのお味噌汁はちょっと・・・と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日は夏の暑さの中でも、さっぱりと頂けるお味噌汁のレシピを紹介します。
トマトと焼き茄子のお味噌汁
○材料(2杯分)○
トマト・・・中玉1個
茄子・・・1本(今回は熊本県の大長なすを使いましたので1/3ほど)
オリーブオイル・・・大さじ1
黒こしょう・・・お好みで。少々
豆苗・・・彩りとしてひとつまみ。ネギや貝われ大根など何でもOK
すりごま・・・ひとつまみ
カネサ有機生味噌・・・大さじ2
○作り方○
①鍋にお湯を沸かし、沸騰したら火を止め触って温度が下がるまでしばらく置いておく。
②トマト、茄子を一口大に切る。
③フライパンにオリーブオイルを大さじ1入れ、温まったら茄子をしんなりするまで炒める。お好みで黒こしょうを少々加える。トマトを最後に入れ、30秒ほど熱を加える。
④お湯にお湯を溶かしいれ、茄子とトマトを加える。
⑤器に盛り、豆苗とすりごまをのせて出来上がり。
○メモ○
-カネサの味噌は発酵を止めない'なま'のお味噌です。活きた酵素を取り入れるため、温度は50〜60℃前後のお湯にお味噌を加えるのをおすすめします。
-天然醸造で作られたお味噌は、出汁を入れなくても大豆の深い旨味、糀の優しい甘みを感じることができます。個人的には味の濃いお出汁の香りがガツンと前に出ると、せっかくのお味噌と具材の味が感じられなくなるので、お味噌汁にあまり出汁は使わずに作ります。
トマトのさっぱりとした酸味、茄子からジュワっと溢れるオリーブオイルの香りが楽しめる、なんとなく洋風なお味噌汁です。ぜひお試しください。
ところでみなさん『天然醸造』という言葉はご存知ですか?
温度を加えて速く発酵を進めるのではなく、自然の温度の中でゆっくりじっくり発酵させる方法のことを言います。カネサオーガニック味噌工房では大体1年から1年半発酵させてお味噌を造っています。反対に「速醸法」と呼ばれる方法は、加温することで発酵期間を短くし約3ヶ月ほどで出来上がります。発酵の際には、大豆に豊富に含まれるタンパク質が糀菌の持つ酵素によって分解され、旨味成分であるアミノ酸やペプチドを生み出します。さらに発酵が進むと乳酸菌た酵母の力も借りて、味噌に独特の酸味や香りを加え、あの何とも言えない複雑な、でも誰しもがホッとする優しい味が作られています。
これらの行程には、本来であれば長い時間が必要となります。
出汁を加えなくとも、「美味しい!」と感じられるお味噌は『天然醸造』ならではのものなんですよ。
もし皆様もスーパーでお味噌を選ぶときには、意識して選んでみてくださいね。(ただしスーパーで並ぶ大量生産に向いた味噌は、1年もかけてゆっく〜り造るのは大変なので速醸法が主流のようです・・・)
これからも、お味噌の魅力をどんどん発信していきたいと思います!
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カネサオーガニック味噌工房
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